糊・障子紙・下張り
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障子紙の表内巻(内表)と 表外巻(外表)について
障子紙の表と裏について、一般的に表面がつるつるしている面が表、ざらざらしている面が裏です。
●表内巻(内表):ロールとして巻くときに、障子紙の表が内側に巻かれる場合
従来の住居は部屋の外側(廊下側)に障子紙の表面がくるように貼りました。このような場合は表内巻(内表)を使用します。
●表外巻(外表):ロールとして巻くときに、障子紙の表が外側に巻かれる場合
住居形態の変化に伴い、障子は窓辺のカーテンと同じような用途としてサッシの内側に取り付けられることも多くなりました。
この場合、部屋の内側に障子紙の表面がくるように貼ります。このような場合は表外巻(外表)を使用します。
ただ昨今の障子紙は、裏表どちらで貼っていただいても糊の付き具合は変わりませんし、表内巻、表外巻をそれほど気にする必要はありません。
傾向としては以前は全国ほぼ全てで表内巻でしたが、表外巻が着実に増えてきております。また地域的にみると現状では東日本は表内巻(内表)が中心、西日本、特に九州と四国は表外巻(外表)が中心になっております。